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ウェブサイト運営を好循環でまわす

| WEBマーケティング(SEO)
ウェブパートナー

サイトを新規で立ち上げた場合、時々「ウェブサイト公開=新規顧客獲得」と思われるサイトオーナー様がいらっしゃいます。これは、生まれた瞬間に赤ちゃんが立って歩くようなイメージです。ウェブサイトは、ネット上にサイトを公開した時点でようやくスタートの号砲が鳴ったような感じです。もちろん、サイト公開してたまたま新規の顧客が飛び込んでくる事もありますが、継続的ではありません。制作会社の営業マンが「ウェブサイトを作れば新規の顧客が獲得できます」と言う方がいますが、厳密にいえば間違いです。「ウェブサイトを制作し上手く活用・運用できれば目的が達成できます」というのが私のイメージに近いです。

クライアント様との信頼関係の構築

私がまず取り掛かるのは、クライアント様との信頼関係の構築です。ウェブサイトの運営を好循環で回していくには、クライアント様の継続的な努力が不可欠です。例えば、更新型のウェブサイトを制作し1年以上ウェブサイトを更新していないお店や企業の見たことがあると思います。これは、お店・企業側に「ウェブサイトは使えるツール」という考えがまだ備わっていない状態です。ある程度、更新してみたが反響が無かったので、次第に更新を止め忘れ去られたという感じでしょう。個人的な経験になりますが、更新型ウェブサイトは2週間に1度記事を更新すれば十分だと思います。記事内容はしっかり吟味しネットユーザーが興味をもつようなネタであることが重要です。私は、クライアント様に無理に更新を勧める事はありません。「店休日などの情報で良いので、月に1度は記事を更新しましょう!!」と常に伝えています。そして、ある事を待っています・・・

1つの結果が全てを変える

ある事とは「ウェブサイトを見てきた」という新規のお客さんが来るのを待っているのです。クライアント様、特に営業職を経験した事がないサイトオーナーさんにとって自分が書いたウェブ上の記事で新規のお客さんが来店されるといのは、営業で契約が成立した時の様な感覚と同じなのです。紙面広告などで新規のお客さんが来るというのは、紙面の営業マンやデザイナーがある程度構成をしてくれて広告が出来上がるので、自分が作ったというイメージでは無いのです。それに比べ、自分が試行錯誤して得意でない文章を記載し、それを見たユーザーさんが来店されるというのは本当に嬉しい事だと思います。私のところには、テンション高く「ホームページからお客さんが来たよ」という電話が掛かってきます。「制作して良かった」と喜ぶよりは「ホッ」とする瞬間です。

一気にウェブサイトの運営を好循環へ

1つ結果が出たことがサイトオーナー様の頭の中に「ウェブサイトは使えるツール」という認識が芽生えます。「鉄は熱いうちに打て」という言葉があるように、ここから一気にサイトオーナー様へ「この様なサービスが注目されてます」「この様な記事を掲載してみましょう」「東京で流行ってます」「Instagramを開設しましょう」「LINE@を始めましょう」など提案していきます。1つの結果が出るまで、私はじっと準備だけをしています。準備をしてる間に「ウェブサイト作ったけど何も効果ないですね!!」など厳しいお言葉を頂戴することも時々ありますが、ひたすら準備をし「時」を待ちます。1つ結果が出るとサイトオーナー様のウェブ運営に掛ける意欲は間違いなく変わりす。今まで「Instagramは必要ない!!」と言っていらっしゃったのが「ヨシ!!やろう!!どうやって作るの」というように。そして、ブログの更新頻度も上がりますし、記事のクオリティーも上がります。結果、また1人新規のお客様が来店されその後継続的に新規のお客様がウェブから来店されるようになるのです。

好循環を作り出すまでの期間

私の心がけていることは「良い事だけを言ってサイトオーナー様に過度の期待をもたせない!!」です。ウェブサイトは、新規で制作し公開後3ヵ月~6ヵ月をサイト認知の期間というお話を制作前の打ち合わせでご説明させて頂きます。

結果が出なくても「記事を書いてSNSへ記事掲載報告をし、サイトに呼び込む」このルーティーンを継続します。私は、サイト制作受注の際に周辺の競合サイトや東京などの同業サイトをチェックしどのような記事が多く読まれているのか、サービスの流行などをリサーチします。サイト公開後1年間で制作費と運営費をサイトオーナー様が回収され2年目から運営費を上回る消費行動が起こる様に企画書を作成します。上手くいかない事もあります。1年間経ってもウェブサイトからの消費行動が起こらないなどです。そんな時も一貫して「記事掲載を継続しましょう」と伝えます。記事掲載の内容の方向性を変えましょうなどとにかくトライ&エラーを繰り返します。サイトのタイトルや紹介文を変更する事もあります。焦らずにウェブサイトがネットユーザーに浸透していくのをひたすら待ちます。今まで最長でネットユーザーの消費行動が起きるまで1年半を要したこともありますが、制作費や運営費を回収できなかったことはありません。トライ&エラーの継続こそが全てなのです。

ウェブサイトの役割は、新規顧客獲得だけではありません。既存のお客様への情報発信も重要な役割です。そのような事をふまえるとウェブサイト制作費や運営費は1年間で回収できます。しかし、それではサイトオーナー様に納得して頂けないというところは、なかなかこの仕事の厳しいところだと思います。

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