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ウェブサイトは誰のために作るのか!?

| Web, WEBマーケティング(SEO)
ウェブ制作イメージ

ウェブサイトから反響(お問い合わせなど)を得るために重要な要素の一つに「誰のために作るのか!?」ということがあります。この重要な要素を無視してサイトを制作をしてしまうと、公開後に思ったような反響を得ることができずにサイト運営が行き詰まる要因となります。

ユーザー目線に合わせたサイト制作

サイト閲覧者にとって、利便性の高いサイトを制作する必要があります。具体的に利便性が高いサイトとは、簡単に言うと閲覧者が利用しやすいサイトの事を言います。

例えば、飲食店のサイトで最も多くの人が見るページは、メニューや料金のページだと思います。このページにユーザーが早く辿り着けるように、サイトを訪れたらすぐ見えるところにメニューページへのリンクボタンを配置するなど、ユーザーがサイト内で閲覧目的を達成しやすくする事が大切です。なぜなら、あまりにページが見つからなかった場合、ユーザーが見ているサイトを離脱し他のページへ移動してしまうからです。

サイト内で目的達成しやすい構成にする

サイト内で目的を達成するとはどういう事か??それは、ネットユーザーは、知りたい事があるからウェブサイトを訪れています。その知りたい情報にたどり着く事が【達成目的】だと言えます。

例えば、飲食店の店休日を知りたい場合、ウェブサイトを訪れ確認します。店休日を発見しやすい場所に掲載する事が、サイト閲覧者の目的を早く達成させる事に繋がります。

ウェブサイトは、コミュニケーションツール

ネットユーザーがウェブサイトを閲覧する行為は、お店とコミュニケーションをしている事と同じです。お客さんが電話で「今日お店開いてますか?」と尋ねる動作をウェブ上で行っています。手法が違うだけで、お店とコミュニケーションを行っている事となんら変わりはありません。前述の例(なかなかメニューページへ辿り着けない)を参考にさせて頂くと、電話で「どんなメニューがありますか?」とお客さんが尋ね、店員さんが「あ〜、え〜と〜」と、返答が遅い状態と同じだと言えます。店員さんの返答が遅いとイライラしてしまいますよね!?

ウェブサイトは、ネット上の営業マンなどと言われていますが、従業員の1人と考える事は正しいと思います。

営業目的のサイトは敬遠される

最近特に顕著になってきていますが、「この商品オススメですよ!!」などの営業目的のサイトは敬遠される傾向にあります。理由は、ネットユーザーがGoogle検索、Yahoo検索、SNSで多くの広告を見ているので、飽きている、うんざりしているなどが考えられます。

20代の女性は、飲食店や美容院を探す場合、最初にInstagramでハッシュタグ検索をして思うような店舗が見つからなかった場合にGoogleで検索するという流れが出てきています。Instagramは、一般の投稿者がリアルな声を掲載している為、信用できるという声が聞かれます。

しかし、だからと言ってお店の広告を入れないわけにはいきません!!比率を7(ユーザーへの情報):3(自店の告知)くらいにすると敬遠されないウェブサイトが制作できると思います。この比率が、一昔前は7(自店の告知):3(ユーザーへの情報)になっており、お店が閲覧者に営業をかけるようなサイトが多かったように思います。比率のバランスを上手にとる事は、閲覧者のお問い合わせ率にも繋がってきます。

客観的な目線を大切にする

反響を得る為のサイト制作時に重要なことは、客観的な目線を大切にデザイン・設計を考えることです。具体的には、ネットユーザーは【どのような目的で訪れるか】【目的を早く達成させる為のサイト構成】【文字を読む人は少ないから写真でイメージを伝える】など、ネットユーザー目線で閲覧しやすくサイト内を整理する事が大切です。

サイトオーナー様と制作者の立ち位置

サイトオーナー様には、ユーザー目線でサイトを制作される事をお勧めします。サイトオーナー様が発信したい情報とユーザーが欲しい情報が一致しているとは限りません。そこで、ユーザー目線に近い制作者が重要になってきます。制作者は、「クライアントファーストでサイトオーナー様の言う通りに制作すれば良い」という考え方は危険です。なぜなら、前述したような営業色の濃いサイトを制作しようとされてるサイトオーナー様もいらっしゃるからです。サイト制作者がユーザーに近い客観的な目線でクライアント様に提案する事が重要です。もちろん、クライアント様の強い意向で押し切られることもありますが、提案をしておくという事が後々重要になってきます。サイト運営に行き詰まった場合に「制作時にご提案させて頂いたようにレイアウトを少し変更しましょう」など再提案が可能だからです。結果、上手くいけばクライアント様の信用を得る事に繋がり、その後の仕事が進めやすくなります。

少しわかりにくいかもしれませんが、サイトオーナー様と制作者の立ち位置は、野球のバッテリーに似ているかもしれません。サイトオーナー様がピッチャーで、制作者がキャッチャーです。ピッチャーは、捉える視界の範囲が狭いです。それに比べ、キャッチャーは外野まで広い範囲を視界に捉える事が可能です。視界の広さを活かし、全体を見渡し戦略を立てる事がキャッチャーの立ち位置にいる制作者の役割だと思います。
ピッチャーとキャッチャーは投げる球を巡って意見の不一致が起こる事もあります。サイトオーナー様と制作者も意見の不一致が起こります。個人的には、ユーザー目線を優先する事をお勧めしています。結果的にユーザー目線でサイト制作を行う事で利益を得るのはサイトオーナー様です。サイトオーナー様に利益を与える為の提案、サポートをする事が制作者の仕事です。

まとめ

「ウェブサイトは誰のために作るのか!?」についてシンプルに答えると【新規顧客になってほしいユーザー】【既存顧客ユーザー】【情報を伝えたいユーザー】などサイトオーナー様が情報を届けたいユーザーとなります。ユーザー目線で利便性の高く、価値ある情報を掲載しているウェブサイトを制作・運営していく事で結果的に目標の反響を得る事ができます。

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