ウェブサイトを制作し活用していくことは、マーケティング活動の一環といえます。これまでもマーケティングに関する本は多く読んできましたが、今回読んだ「ドリルを売るには穴を売れ」と「売れる会社のすごい仕組み」は間違いなく良書だと思いましたので、ご紹介させて頂きます。著者は、経営学修士(MBA)で中小企業診断士の人気コンサルタント「佐藤義典」さんです。
アマゾンでマーケティング関連の本を探してて、いきなりタイトルから「ん!?どういうことだろう?」と目が留まりました。中身を読むことができたので、閲覧しているとこの本は面白いな、そしてレビューを見ても好意的な書き込みが多いことから購入を決めました。
本が到着後、直ぐに読み始めました。今まで読んできたマーケティングの本は、理論的で理解できたのかどうなのか半信半疑な部分がありました。この本は、超実践的でイタリアンレストランを舞台にしたストーリーをライブ感覚で読み進められるため、あっという間に読み終えてしまいました。あまりにあっさり読めてしまったので、2度読んでしまったくらいです。営業、販売企画、広告、マーケターなどの職種の人は、1度読んでおくと良いと思います。
内容は、お店の売り上げが落ち店舗閉鎖になりそうなイタリアンレストランを主人公がマーケティング戦略を使い立て直していくと言うストーリー仕立てになっています。実際に起こりうるマーケティング合戦が臨場感いっぱいに記載されており、ガンガン読み進めていけると思います。
こちらの本は「ドリルを売るには穴を売れ」の続編にあたります。同じようにストーリー仕立てとなっており、ライブ感覚で読み進めることができます。「ドリルを売るには穴を売れ」を読んでいなくても理解できるように記載してあります。
内容は、「ドリルを売るには穴を売れ」が施策、「売れる会社のすごい仕組み」は題名の通り仕組み作りにスポットライトが当たっています。舞台は、同じくチェーン展開を目指すイタリアンレストランで、ホールでは誰でも同じレベルの接客、厨房では同じ味の料理を作れるような仕組みづくり、客単価を上げる具体的な施策などが紹介されています。新たなライバルとのマーケティグ合戦など読んでいてワクワクさせられるような内容となっています。
今回紹介させて頂いた2冊は本当に良書で、マーケティング初心者でも理解でき、読み応えのある本です。営業、販売企画、広告、マーケターなどの職種の人は、実践で役に立つ内容となっています。書店やAmazonで確認されてみられてはいかがでしょうか。
余談ですが、この本を読み響いた一文がありました。それは、「強い戦略は美しい」という文章です。この一文を読んだとき「プロモーションと同じだ」と思いました。一貫したプロモーションは美しくお客様に伝わりやすく印象に残ります。マーケティングは、もっと遠い場所で行われていると思っていましたが、身近で起こっている事なんだなと実感しました。