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マーケティング本の紹介

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お勧めの本

以前にもマーケティングの本を紹介させて頂いております。これまでは入門書を紹介させて頂きましたが、今回は中級レベルの本を紹介します。中級レベルといっても読みやすい本を厳選しています。しかし、マーケティング本を初めて読むという方には少し難しく感じるかもしれません。マーケティング本を初めて読まれる方は「マーケティング入門の本を紹介」で紹介させて頂いた本を最初に読まれる事をお勧めします。

売れるもマーケ当たるもマーケ

マーケティング本【売れるもマーケ当たるもマーケ】

1994年に書かれた名著といわれている本です。「20年以上前に書かれているマーケティング本が今でも身になって実社会で通用するのか?」と思われる方もいらっしゃるかと思います。この本を読めばお分り頂けますが、マーケティングの本質は20年前とほとんど変わってないといえます。変わったのは、メッセージを伝える手法が変化しただけなのです。

マーケティングには法則があり事例を交え分かり易く紹介されています。20年以上前に書かれた本なので、事例は古いですが、自分の頭の中の思い込みを点検することができますし、時代が変わってもマーケティングは有効であることが実感できます。

ポジショニング戦略

マーケティング本【ポジショニング戦略】

ポジショニングとは、見込み客の心の中に、その商品の位置づけを行う事です。このポジショニングを知る事により、競合他社との位置関係や、その位置づけの意味を知り、自社の戦略を立案する事ができます。例えば、自社のポジションを知り、差別化を推し進めていれば、他に追従されない独自のポジションを獲得する事が可能となります。本書では、ポジショニング戦略の手法が余すと来なく紹介されています。

マーケティングの中でもプロモーションに主眼を置いた内容となっており、広告業界で働かれてる方には特にお勧めです。

マイケル・ポーターの競争戦略

マーケティング本【マイケル・ポーターの競争戦略】

本書の中でマイケル・ポーターは競争の本質を「競合他社を打ち負かすのではなく、価値を創造する事にある」と述べています。また、業界ナンバーワンではなくユーザーにとってユニークな存在になる事を目指すべきと説いています。

他社との競争ではなく独自性を追求する事の重要性が理解できます。「模倣できる独自性は独自性ではない」と書かれ本当の独自性が何なのかが再確認できます。事例の紹介も豊富で難しい内容も理解し易いよに工夫されています。アップルとWindowsのOSに使用したパソコン市場の事例は大変興味深かったです。多くの企業ができるだけ多くのシェアを奪おうとする中でシェアは業界の10%もあれば十分だという本書の記載には驚きました。

この本はエッセンシャル版ですので、本家の「競争戦略」より断然読みやすいと思います。マーケティングに興味をお持ちの方や起業を考えられている方には、かなりお勧めの一冊です。

まとめ

マーケティングの本は多く読んでいますが、いきなり中級の本など読んでしまうと内容が難しく挫折してしまう原因になり兼ねません。最初は、入門書から読まれ徐々に難易度を上げていかれると理解度が深まると思います。

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