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山口の若者よ広告業界を目指そう!!

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若者よ広告業界にチャンスあり

広告代理店と一緒に仕事をさせて頂く中でとにかく若手と出会いません。若手の少ない業界は盛り上がらず、特に広告の様なアイディアを重要視する業界では若手の力が必要なので単純に今から就活や転職される方に「目指して欲しいな~」と思い記事を書くことにしました。

広告代理店の仕事

仕事は多岐にわたり、広告全てに携わると言っても過言ではありません。簡単にではありますが、仕事を紹介してみたいと思います。

テレビ・ラジオCM制作
ビデオ制作
写真撮影
フリーペーパー紙制作
ウェブページ制作
印刷物(名刺)など制作
折り込みチラシ制作
パーティーイベント企画
屋外看板制作
ディスプレイ制作

上記は私が以前働いておりました広告代理店で行っていた業務内容です。大まかなカテゴリーに分かれておりますが、細分化するともっと増えます。

広告代理店の労働環境

労働環境は、決して良いとはいえません。まず、いつも定時で帰宅可能な会社を私は知りません。帰宅がPM10:00以降になる事も多々あると思いますし、担当しているイベントなどが開催される前などはAM0:00を超える事もあると思います。体育会系でハードワークが必要な業界だと思います。

服装や髪形などはある程度自由だと思います。会社員でも背広を着てない人もいますし、パーマをかけている人、茶髪、音楽を聞きながら仕事(デスクワークやデザイン)をしている人などワークスタイルは自分で決められ自由度が高いと思います。

独立を目指せる業種である

私の周りにも広告代理店を経て営業・ディレクターとして独立された方が数名いらっしゃいます。代理店は商売をされている方から自治体などありとあらゆる業種・団体の人と関わります。仕事を通してネットワークを形成し独立される方が多くいらっしゃいますし、10年程度(働く期間には個人差があります)働けば広告業務はこなせるようになると思います。

ネットワークの形成とは、一緒に仕事をしたクライアント様とパイプを作っておくことです。独立後も形成したネットワークの中から仕事を得られる、または紹介で仕事を取るようにしないと創業した会社の業績を伸ばす事は難しいと思います。独立のハードルが低い分、競合も多いのが現実で、いかに会社員時代に仕事を通して信用を得ているかが重要になります。

デザイナーの場合は、独立後に働いていた代理店から仕事を出してもらう事も多いと思います。現在は、クラウドソーシングなど住む場所に関係なく仕事が得られる為、技術と才能が有れば創業後も業績を伸ばしていけると思います。デザイナーは、デザイン会社から独立し働いていた会社から仕事を貰う可能性も有る為、広告代理店で必ず働いた方が良いとは一概には言えません。中小の代理店は、デザイン以外の仕事も多く雑務に追われ本業のデザインを後回しにしなくてはいけない事もあります。大手であれば、人材も足りているのでデザインに集中できる環境が整ている可能性が高いと思います。

広告業は稼げる

会社勤めをしている間は、大手でない限り普通の会社員とあまり変わらないと思います。しかし、裏で動いているお金を知ると独立を一度は考えるのでは無いでしょうか!?数百万単位の仕事はざらで、一千万単位、億単位の仕事もあります。私の知ってる話では、山口でも月収100万円を超えてる人もいます。しかし、大手の代理店ではそんなに珍しい話ではありません。

広告業界で月収100万円はピラミッドの真ん中辺りの収入だと思います。トップに上り詰めればビックリするような年収の方もいらっしゃいます。しかし、前述しましたが独立のハードルが低い業界の為、ライバルも多く突き抜けた才能と努力なしでは高所得を得る事は難しいでしょう。

高所得と成功者イコールで結ぶのは、少し間違っているかもしれませんが、稼げるか稼げないかでいうと「稼げる」と思います。

仕事の面白いところ

広告業の面白いところは、反響をダイレクトに実感できる事だと思います。例えば、フリーペーパーに広告を出しクライアント様に多くの問い合わせが入る、ホームページを制作し売り上げが伸びるなど携わった仕事の結果が見える事はやりがいに繋がりますし、面白いところだと思います。もちろん、結果が出なかったときは、お怒りを頂戴する事もあります。

モノを作れることも魅力の1つだと思います。個人的には、モノ作りに惹かれて広告業界に入りました。広告代理店の仕事は大きく分けてディレクションと制作だと思います。デザインなどの制作は多くがデザインを学んだ方が多いですが、ディレクターはデザインを学んでなくてもなれると思います。もちろん、デザインを学んでいるに越したことはありませんが、クライアント様との折衝、イメージを具現化しデザイナーに伝える、納期などの工程管理の能力が重要だと思います。クライアント様、デザイナー、ディレクターは1つのチームの様な感じで制作物を作っていきます。最終的にクライアント様の納得のいく制作物を納品できた時の達成感はやみつきになります。

技術者と多く関われることも面白いと思います。カメラマン、動画制作、アプリ開発など業界特有の技術者と会うことができます。それぞれの業界の話は刺激的で聞いているだけで面白いと思います。例えば、今まで「うっと~しいな~」と思ってみていたCMも制作に携わったり制作現場を見ると見方が確実に変わります。

広告戦略を学べる

広告戦略は、会社経営の1つの柱です。将来広告業界で独立する人以外でも広告を学んでおけば大きなアドバンテージになる事は間違いないと思います。例えば、アパレルショップを出したいという方も、メディア戦略のスキルを代理店時代に学んでおくと出店した時の店舗の認知方法などに困る事は無いと思います。他にも代理店から広告とは関係ない企業に転職した場合でも1つのスキルとして役に立つでしょう。この様に広告代理店での仕事は、次なるステップ時に大きく役に立つのです。

ある人は広告代理店を学校に例えていました。卒業して独立する為のネットワークの形成や広告戦略を学ぶ事ができる場所です。さらに、給料を貰いながら学べます。確かにハードワークが要求されますが、その先に目指す未来像が見えている人は多くを吸収できる場所となると思います。

ウェブ制作事会社よりまず広告代理店で

多くの若い方がウェブ制作会社に就職していらっしゃいますが、広告を多角的に見る事のできる広告代理店でまず働く事をお勧め致します。ホームページは広告の1つのツールで、山口ではまだまだ紙媒体の力も強いです。クライアント様の御要望にお応えするには広告全体を見るとより良い結果を得る事ができると思います。広告代理店でも商材としてホームページをもちろん扱っておりますので、紙媒体からの顧客獲得の導線をどの様に作るかなど学ぶ事ができると思います。

もう1つの理由は、ウェブ制作だけをする会社はもう無くなっていくと思います。詳しくはこちらのサイトに記載してありますので、閲覧ください。都会では今までウェブ制作をしていた会社が動画制作やウェブマーケティングの部署を立ち上げるなどの動きを見せています。ウェブ広告掲載など制作以外のところで収益の柱を作ろうとしている事がわかります。

広告代理店で一度働いておくとありとあらゆる広告を扱えるので経験として生きると思いますし、次のステップにも進みやすいと思います。

若者のアイディアを必要としている

広告代理店と仕事をしたり交流が有りますが新卒の人、20代の方ですらほぼ見かけません。おそらくほとんどいらっしゃらないのではないかと思います。私は30代ですが20代の生き生きとした活力ある若者と仕事をしたいな~って本気で思います。

なぜ若者が必要かといいますと、広告業界では突拍子のないアイディアがとても重要ですし、若者がいない業界は活気がなく衰退していくからです。突拍子のないアイディアは、業界に居続けると出にくくなります。それは、できる範囲で物事を考え始めるからです。それに比べ、右も左も知らない若者は根拠のないアイディアを次々出してきます。確かに99%が使えない、または既に誰かが実行してる感じです。しかし、残りの1%にとんでもなく面白いと思えるアイディアを出してきます。しかし、彼らにはそれを実行する能力が無い事が多いです。そこで、先輩方が今まで作り上げた経験やネットワークを駆使してアイディアを形にしていく、この様にして形にすることができれば面白い誰も見た事の無いサービスが生まれるかもしれません。突拍子のないところから生まれたアイディアは形にすることができれば成功する可能性は高いと思います。既成概念が無いから出せる冒険的なアイディアに価値があると思います。

冒険的なぶっ飛びアイディアを出せる若者の登場を私は本気で待ってます。個人的に是非一緒に仕事がしたい!!

まとめ

山口の広告業界にもっと多くの若い力が加わり業界全体に活力が漲れば山口全体が盛り上がっていくと思います。「楽しい事を企画する事が好き」「デザインが好き」「作る事が好き」この様な人は広告業界で力を発揮できると思います。

長々と書いてしまいましたが、広告業界の仕事を知り興味をもって頂けると幸いです。個人的には、ハードワークで厳しい部分もありますが「やりがいのある仕事」「やってみる価値のある仕事」だと思います。

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